いのいち勉強日記

VR・ブロックチェーン・機械学習そのあたりに興味を持ってプログラミング勉強してます!テクノロジー系で面白いの見つけたらまとめます!!他にも読んだ本の感想や勉強したこともまとめていこうと思ってます!

【書評】佐渡島庸平著「WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE.」

株式会社コルク代表の佐渡島庸平さんの新著
「WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE.」
 
コルクラボというオンラインサロンも運営している佐渡島さんが
「コミュニティ」に対する考察がすごく勉強になりますね。
 
堀江貴文さんのHIUや箕輪編集室など今流行のオンラインサロンとは
一体どういうものかというのもよくわかると思います。
このようなコミュニティとしてのオンラインサロンは
社会現象になっていくのではないかと思いますね。
 
私が今回注目したのは第3章!
コミュニティを0から作るのに大切なことの解説なのですが、
どの組織にも当てはまることじゃないかなと思いピックアップしました!

 

熱狂だけじゃだめ!

 
コミュニティを作る上で「熱狂」は必要か。答えはYESです。
 
しかし、「熱狂」だけではいけないのです。
 
なぜなら、必ず熱狂には温度差が生じてしまうからです。
 
ベンチャーなど熱狂に伝染した人たちは、
やはりその熱狂の根元の人ほどの熱狂はどうしてももてません。
 
そしてその「同じ熱狂を持てていない」ということに
無力感を覚えてしまうということです。
 
これは何かを取り仕切ったことがある人なら
似たようなものを感じたことがあるかもしれません。
 
すごくやる気を持ってチームを組んでやっていたら、
いつの間にかそのやる気にギャップが生じ、その集団がうまく機能しなくなる、というのも
この「熱狂だけではいけない」ということに近いのではないでしょうか。
 
さらに真の熱狂についての考察もすごく参考になります。
 
熱狂とは「テンションが高い状態」「モチベーションが高い状態」この2つがあります。
 
そして大事なのは「モチベーションが高い状態」。
 
モチベーションの高さとは上下することがなく
困難に直面しても頑張れると言います。
 
この「熱狂」はテンションが高いのとは違うため
周りからはわからないかもしれません。
 
その「静かな熱狂」がコミュニティには必要だということです。
 
 

まず安心と安全が必要

 
熱狂だけではいけないと考えた佐渡島さんのたどり着いた仮説は
挑戦とは安全と安心の上で起こるのではないかということです。
 
安全とは場所やモノ、安心とは心理状況に紐づくものです。
 
さらに、本書にある安全と安心の定義を要約すると、
安全とは身の回りに危険がない、あっても準備ができていること。
安心とは予測に大きく反する状況にならないと信じるということ。

 
自分の想定の範囲内かどうかがポイントなのです。
 

それぞれの人が、どんな行動をするのか、予測できるようにすること。
それがコミュニティを安全・安心な場所にするためにすごく重要だ。

(本文引用)

 
本書ではこう述べられています。
 
コミュニティにおいては、
安心安全があって初めて熱狂が機能するのです。
安心安全を常に担保していかないといけないのです。
安心安全がなく熱狂だけで進んでいくと
必ずどこかでうまくいかなくなるというのです。

 
 

コミュニティが目指すべきは信頼

 
コミュニティというと宗教のように「信仰」をイメージしてしまうかもしれませんが、
佐渡島さんの目指すコミュニティは「信頼」を目指している。
 
さらに、「信用」と「信頼」の違いにも注意が必要です。
 
信用とは、過去の実績などに対するものに価値があると評価することだが、
信頼とは、信用した上で未来のことも信じて評価することです。

 
この言葉の分析はなるほどなと思いました。
 
そしてコミュニティには「信頼」が必要なのです。
 
信頼があるからこそコミュニティに所属する価値があるのです。
 
また私はどの組織であっても信頼があるからこそ、
困難なプロジェクトや課題に取り組めるのだと思います。
「信頼」を意識することは大事だと感じました。
 
 

まとめ

 
本書では、第1章と第2章で
現代になぜコミュニティが必要かについての考察があり、
その上での第3章、コミュニティとはどうあるべきかでした。
 
しかし、私がここであげたポイントは
どの組織にも通用することではないでしょうか。
 
少なくとも私が研究室で活動する上では参考になることが多かったです。
 
全体を読んだ感想としては、
この本の「コミュニティ」に対する解説はとても勉強になります。
 
佐渡島さんの人柄がわかる漫画も結構面白かったです!
 
コルクについて全然知らなかったのですが、
ちょっと活動に興味が湧いてきました。
 
ご参考までに
corkagency.com
 

 


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